Person
ひと、という
価値をつくる
Work Story
Story
2Woman
O.Hさん
2010年3月入社。生産部。りんくう第一工場の工場責任者を経て、現在は岸の丘本社の新工場に勤務。未経験者のパート社員の教育も担当する。
男女の分け隔てのない
理想の環境で
会社や仲間と共に、
成長を続けていく。
エスオーシーの生産現場を取り仕切る女性社員。
長年、女性が多い職場で働くリアルから仕事の醍醐味まで、
女性の目線から語ってもらいました。
仲間との絆を強くする環境が、
エスオーシーに根付く
チームワークに。
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Q. 社内の雰囲気や働く人たちの特徴について教えてください。
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Oさん
エスオーシーの生産現場は、もともとお友達の紹介だったり、同級生だったりという方も多いので入社からすぐに打ち解けるのが早い印象がありますね。仕事をする上でチームワークは欠かせませんから、そういう意味では理想的な環境だと思いますよ。
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Q. そうした従業員同士の関係性は昔から変わりませんか?
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Oさん
どちらかと言えば、昔の方がより関係性が強かったような気がしますね。やっぱり、工場での勤務が中心になりますから、当時は空調が整っていない環境でしたので夏は暑くて(笑)。ちょっと動くだけで汗が滝のように流れるような状況だったので、予定通りに仕事を進めるためにお互いが自然と協力し合う関係でした。今は環境も整備されましたが、その時の社風は根強く残っていると思います。
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Q. 岸の丘工場は入社歴が短い方が多いと聞きますが、
Oさんが率先してそういう協力できる体制づくりをされているのですか? -
Oさん
意識して「協力しましょうね」というよりも、行動で示すことを大切にしています。言葉で示すよりも、手が空いたら別の業務を手伝うという姿勢を見せることの方が何倍も思いが伝わるように思うんです。そのやりとりの中で、チームワークが育まれていると感じます。
信頼し合う関係から生まれる
働きやすさにつながる環境
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Q. 子育て中の方や介護をされている方も多く勤務されているそうですね。
そういったサポート体制についてお聞かせください。 -
Oさん
私も以前は子育てをしていましたが、みんなで協力するのが当たり前という職場でしたから、何度もサポートをしていただきました。やっぱり、小さい子どもがいると、急な発熱やケガですぐに仕事を切り上げて帰らないといけない場面ってありますよね。そういう時も、周囲の方々が「気にせずに、早く帰ってあげてね」と温かくサポートをしてくれましたね。
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Q. 従業員それぞれの事情を理解してくださる方が多いのですね。
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Oさん
たとえ、業務の負担が増える場合でも快く支えてくださる方が多いと思います。ひとつは、普段の仕事をちゃんとやっていることを知っているので、「こんな時こそ、応援してあげたい」って思うんですよ。皆さん、とっても責任感が強いので、少々のことでは休んだり早退したりしないっていうこともわかっていますから。
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Q. そうした環境だからこそ、長く働く方が多いのだと感じます。
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Oさん
本当にそう思います。例えば、大雪が降った時に「仕事も大事ですが、安全に配慮して各自で行動してください」とお伝えしたのですが、「徒歩で1時間かけて来ました」という方もいて(笑)。その時は心配しましたけど、周囲の人たちに迷惑を掛けたくないという強い気持ちが、本当に嬉しかったですね。そんなふうに支え合う中で、確かな信頼関係が生まれるのだと思います。
働く喜びを得られる新天地で
新たな高みを目指し、疾走する。
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Q. 23年に稼働した岸の丘工場に移られてから、
どのような目標を持って仕事に取り組まれていますか? -
Oさん
ひとつは、工場の自動化が完備され、スタッフの方も最小限で仕事を進められる体制が整えてられています。この新工場だからこそ発揮できる魅力を、現場の私たちの中から見つけたいと思っています。
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Q. 新しい従業員の方々も多いと聞いていますので、人材育成の面はいかがですか?
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Oさん
もちろん、現場を取り仕切る立場として、従業員の方々のスキルアップを促すのも大切な役割だと感じています。いくら工場が自動化したとはいえ、最終的には人の手をしっかり掛けることで品質を保つことができる。いっしょに働く中で、徐々に他の方たちにもそうした気持ちが伝わってきたように思います。その成果として、この工場を立ち上げた時に入社した方のほとんどが今も変わらず現場でがんばってくださっています。これは、私にとって大きな自信につながりました。
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Q. では、従業員の方々がこれまで以上にスキルを発揮してもらえる環境づくりも大切ですね。
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Oさん
はい、もうひとつの目標としては、もっと働きやすい環境づくりに力を注ぎたいと思っています。過去には、休暇を満喫できるように「リフレッシュ休暇」をご提案したところ採用してもらうことができました。そのように、従業員全体の働く意欲が高まり、職場に活気があふれる提案をどんどんしていきたいですね。会社の成長に合わせて、私自身もさらにステップアップできるようにがんばっていきますよ!