Person
ひと、という
価値をつくる
Work Story
Story
1History
O.Yさん
1998年入社。ホームクリーニングから産業用クリーニングへの転換期に生産部門を担当。商品の品質を守り、SOCの浮上躍進する現場に立ち会った。
O.Hさん
2003年3月入社。メディカル部門が急成長する中、営業部門に入社。これまでにない大規模なプロジェクトにも参画。現在は、営業部次長を務める。
SOCらしい人と人との繋がりが、
創業から続く揺るぎない価値に。
エスオーシーが大きく変わる分岐点に立ち会い、
その後の成長を下支えしてきたふたりの社員。
入社から20年をこえた彼らが、脈々と受け継がれてきた
「SOCの価値」について語り合いました。
ホームクリーニングの
品質を守り抜き、
SOCの成長を下支えしてきた。
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O.Hさん
私たちがSOCに入社したのは、ちょうど変わり目の頃でしたよね?
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Oさん
そうでしたね。私が入社した当時は、まだまだホームクリーニングが売上の大半を占めていた頃でした。これから、産業用クリーニングのお客さまを増やそうとしていましたね。
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O.Hさん
ちょうど、メディカル関係のお客さまが増えてきた頃に、私は営業として入社しました。Oさんがおっしゃる通り、社内に「これまでと違うSOCになろう」という熱気を感じましたね。
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Oさん
生産現場で働く私たちは、徐々に変化していく商品群を眺めながら、この品質を絶対に落としたくないという気持ちでした。
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O.Hさん
ホームクリーニングと同じような品質を提供しようと?
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Oさん
そうなんです。これまで、お客さまの衣類を一点ずつ丁寧に扱ってきた、その品質を絶対に損なわないようにしよう。もちろん、商品の量がどんどん増えていくので、現場レベルでは「こっちの方が効率がいいな」とか「こういう確認すれば、間違いが起きにくいな」という試行錯誤は続けました。
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O.Hさん
それは、とてもわかります。営業部でも、コストや効率を求められるお客さまの場合でも、SOCならではの品質を選んでほしい。決して、「安くて早いが売りじゃない」という思いは強く持っていましたね。
お客さま視点から立ち上がった
業界に先駆けたサービス力
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O.Hさん
SOCは「人こそ品質」という、現場で働く人々のスキルが品質につながっているように思います。だから、急激に商品量を増やしたりできないんですよね。徐々に、従業員みんなで成長し、会社もそれに合わせて前進する。
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Oさん
それも結局、お客さま視点に立っての考えだと思うんですよ。とにかく、数多くの案件を取って、どんどん仕事をこなしていこうでは、品質は維持できても向上はできませんからね。
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O.Hさん
そう思います。SOCにはそうした考え方が昔からありますよね。例えば、創業者の会長が取り入れたロッカー上納品もそうでしょ?
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Oさん
それまで、産業用クリーニングの世界では、商品はまとめて納品するのが一般的でした。商品を探すお客さまの手間を減らそうと、個別での返却に取り組んだそうです。
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O.Hさん
結果として、私たちにとっても商品の所在がはっきりするので、商品紛失などのリスクを減らせますからね。あと、ICチップもそうですね?
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Oさん
お客さまの負担だった商品管理の手間を一気に解消できます。そういうサービスは、今でもお客さまに喜ばれるでしょ?
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O.Hさん
今は他社でもICチップでの管理は進んでいますが、SOCの場合は歴史が長い分、信用も高いんですよ。その部分では、今もお客さまが選んでいただける大きなポイントになっていますね。
時代と歩調を合わせ、
支え合いながら
次の時代に踏み出す。
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O.Hさん
2023年にSOCは新本社に移り、新しいスタートを切りました。次の時代へ踏み出すため、SOCには何が必要だと思いますか?
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Oさん
時代こそ変わっても、人の力が重要であることは変わりません。かつては、工場も本社を含めて3拠点だったので、お互いに知った関係でしたから、何か困ったことがあってもすぐに相談し改善ができた。今は違うでしょ?
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O.Hさん
これだけ従業員の人数も増えたので、意思疎通をはかるだけでも苦労しますね。
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Oさん
だから、一人ひとりの仕事の負担を軽減させながら、無理なく働ける環境づくりに力を注ぐべきかなと考えています。その方が、力も発揮しやすいですし。
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O.Hさん
そうですね。営業部でも、入社から3ヵ月は先輩社員と同行し、仕事の流れやSOCの商品について学んでもらう期間を作っています。昔のように「気合で乗り切ろう」という時代では、絶対にないですからね(笑)。
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Oさん
そうそう。その人たちのペースでゆっくりと成長する。だから、職場に愛着も生まれるし、この場所でがんばろうと思える。そのためには、先輩も後輩も、誰もが支え合おうという気持ちが必要です。
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O.Hさん
これまでは、部署同士が切磋琢磨しながら成長してきましたが、今は部署の垣根を越えて協力する。それが、SOCを次の時代に進める力なのかもしれませんね。